元バイオ系

元バイオウェット系がデータサイエンスやらを勉強していくブログ。 基本自分用のまとめ。

markdownで論文・レポートを書く、環境準備編【Ubuntu 16.04 LTS】

論文やレポートの体裁を整えるのはひたすら苦痛だ。

  • ワードは書きやすいけど数式に弱いし面倒くさい。
  • Latexは数式や体裁を整えることが得意だが、可読性が低い。
  • markdownは数式にも強いし可読性も高いが、citationが苦手。

これらのいい所だけ集めたのがpandocだ。 markdown、word、texファイルを相互に変換できる。 (本当はもっと色々できる)

中途半端な感じかと思ったが、凄かったので備忘録を残しておく。 たくさん書くのは疲れるので環境準備編と実践編に分ける

Latex環境の構築

pandoc環境の前にLatexをインストールしておく。 細かい仕様は確認していないが、Latexを入れておかないとpdf化ができないらしい。

apt-get update

apt-get upgrade

sudo apt-add-repository ppa:texlive-backports/ppa

sudo apt-get install texlive-lang-cjk

test.texという名前で以下を保存

¥documentclass{jarticle}
¥begin{document}
hogeほげ
¥end{document}

正しくインストールされたことを確認

platex test.tex

dvipdfmx text.dvi

test.pdfが生成されたはず。

pandocのインストール

pandoc単独で入れてもいいが、anacondaを使ってpythonをインストールするとついてくる。

anacondaのubuntu版をダウンロード
https://www.continuum.io/downloads

ダウンロードしたディレクトリに移動して、以下のコマンドでインストール

bash ~/Downloads/Anaconda3-4.4.0-Linux-x86_64.sh
python –version

以下のようにpythonのバージョンが出力されればうまく行っている。
Python 3.6.1

pandocも確認しておく

which pandoc

pandocのpathが出力されれば成功している。