Ubuntuのアップグレード
アップグレードの前に設定を確認
英語版Ubuntu
- システム設定
- Software & Updates
- Updates のタブ を選択
- Notify me of a new Ubuntu version で「 For any new version 」を選択
日本語版Ubuntu
- システム設定
- ソフトウェアとアップグレード
- アップデート のタブを選択
- Ubuntuの新バージョンの通知 で「 すべての新バージョン 」(デフォルトは長期サポート(LTS)版)を選択
いよいよアップグレード
sudo apt update sudo do-release-upgrade
再起動
sudo reboot
development release versionを入れる場合、更に次のコマンドを実行して再起動。
sudo do-release-upgrade -d sudo reboot
以上。
念の為バージョン確認
lsb_release -a
NeoVim + deinで快適なエディタ生活【Ubuntu 16.04 LTS】
Neovimの導入
neovimのよくあるインストール方法
sudo apt-get install software-properties-common
sudo add-apt-repository ppa:neovim-ppa/unstable
sudo apt-get update
sudo apt-get install neovim
これでとりあえずのインストールは完了。
deinのインストール
これまでのvimなら.vimrcファイルに設定をゴリゴリ書き込んだり、NeoBundleでパッケージしたりします。
なんだか最近はdeinというものでパッケージ管理するのが流行りらしい。
パッケージとneovimそのものの設定を分けて置けるので、パッケージ管理が格段に楽になる。
準備する設定ファイル
init.vimは今までの.vimrcと同じノリで書けば良い。
ただ、dein.tomlを読み込むために以下の内容を追記しておく必要がある。
let g:python_host_prog = 'python2のパス' let g:python3_host_prog = 'python3のパス' let s:dein_dir = expand('deinをインストールする場所のパス') let s:dein_repo_dir = s:dein_dir . '/repos/github.com/Shougo/dein.vim' if &runtimepath !~# '/dein.vim' if !isdirectory(s:dein_repo_dir) execute '!git clone https://github.com/Shougo/dein.vim' s:dein_repo_dir endif execute 'set runtimepath^=' . fnamemodify(s:dein_repo_dir, ':p') endif
deinでプラグイン管理
deinは便利で良いが…一般人には書き方がわかりにくい。
F言語?というものらしいので、最低限必要なことをまとめておく。
Shogo氏のdenite.nvimを入れる場合、パッケージを入れたいだけならdein.vimにとりあえず以下のように記述する。
[[plugins]] repo = 'Shougo/denite.nvim'
同じようにして、どんどん追記していけばいい。
遅延読み込みがしたければdein_lazy.tomlに書き込んでおくらしいが、私は使っていないので紹介できない。
そのうち、プラグイン管理に必要なF言語について必要な部分だけまとめる。
markdownで論文・レポートを書く、実践編【Ubuntu 16.04 LTS】
markdownからwordへ変換する最も簡単な方法
test.mdの中に適当にマークダウン形式で何か書いておく。
<test.md>
# Heading1 ## Heading2 hogeほげ - list - list - list 1. list1 1. list2 1. list3
で以下のコマンドを入力
pandoc test.md -o test.docx
test.docxという名前でワードファイルが生成されるはずだ。
もうちょっとステップアップ
ここからが本番。
細かいことは後述するが大まかに以下の3つがあればとりあえず論文が書ける。
図のreferenceは今回取り扱っていないが、(生物系の)投稿論文では図とメインテキストを分けることがほとんどなので問題にならないだろう。
おおまかな手順は以下の通り。 1. 予め、テンプレートとなる書式設定をしたtemplate.docxを準備しておく 1. bibtexやEndnote XMLで引用したいreferenceファイルを作っておく 1. citationスタイルを決めるcslファイルを準備しておく(後述) 引用はmarkdownファイル中の任意の場所で[@hogehoge]とでもすれば良い。
準備ができたら、以下のようにwordを生成すると投稿先スタイルになっている。
投稿先が変わったらテンプレートファイルやcslを差し替えれば良い。
めっちゃ楽!!
pandoc test.md -o test.docx --reference-doc template.docx --bibliography=references.bib --csl style.csl
–reference-doc template.docx
で書式設定
–bibliography=references.bib
でリファレンス埋め込み
–csl style
でcitationスタイルを決定している。
さいごに
markdownで論文・レポートを書く、環境準備編【Ubuntu 16.04 LTS】
論文やレポートの体裁を整えるのはひたすら苦痛だ。
これらのいい所だけ集めたのがpandocだ。 markdown、word、texファイルを相互に変換できる。 (本当はもっと色々できる)
中途半端な感じかと思ったが、凄かったので備忘録を残しておく。 たくさん書くのは疲れるので環境準備編と実践編に分ける
Latex環境の構築
pandoc環境の前にLatexをインストールしておく。 細かい仕様は確認していないが、Latexを入れておかないとpdf化ができないらしい。
apt-get update
apt-get upgrade
sudo apt-add-repository ppa:texlive-backports/ppa
sudo apt-get install texlive-lang-cjk
test.texという名前で以下を保存
¥documentclass{jarticle} ¥begin{document} hogeほげ ¥end{document}
正しくインストールされたことを確認
dvipdfmx text.dvi
test.pdfが生成されたはず。
pandocのインストール
pandoc単独で入れてもいいが、anacondaを使ってpythonをインストールするとついてくる。
anacondaのubuntu版をダウンロード
https://www.continuum.io/downloads
ダウンロードしたディレクトリに移動して、以下のコマンドでインストール
bash ~/Downloads/Anaconda3-4.4.0-Linux-x86_64.sh
python –version
以下のようにpythonのバージョンが出力されればうまく行っている。
Python 3.6.1
pandocも確認しておく
which pandoc
pandocのpathが出力されれば成功している。